ホワイトニングで歯が白くなる仕組み

歯の白い女性

歯を白くすることのできるホワイトニングが人気になっています。
とくに、若い女性の間では美容感覚でホワイトニングの施術を受けに、審美歯科に通う人が増えています。
天然歯を削ったり抜いたりすることなく白くすることができるので、将来的にみても安心といえます。
着色汚れなどで黄ばんだ歯は、歯を綺麗にみがくことで白さを取り戻すことができますが、元々の歯以上に歯を白くしたいのであればホワイトニングが有効です。
ホワイトニングは歯を白くする成分のふくまれた薬剤を、歯の表面に塗布して専用の光を照射して白くしていきます。
審美歯科でおこなうオフィスホワイトニングと、自宅で自分でおこなうホームホワイトニングの2種類があります。
どちらの方法もそれぞれ利点と欠点があるので、施術の内容をよく検討したうえで、自分に合っていると思うほうを選ぶようにするといいでしょう。

ホワイトニングで歯を白くする成分は、過酸化水素とよばれています。
過酸化尿素が使用されることもありますが、過酸化尿素は酸化反応の家庭で過酸化水素に分解しますので、歯を白くする漂白剤といえば過酸化水素と考えておいていいでしょう。
過酸化水素はオキシドールなどの消毒液にも少量ふくまれている成分です。
若い女性の間では、髪を脱色して茶色くする漂白剤として使用されていたこともありました。
消毒液にふくまれている過酸化水素は約3%前後と少量ですが、ホワイトニングで使用する薬剤は25%~40%と濃度の高いものを使用します。
ホワイトニング施術をおこなうとなぜ歯が白くなるかというと、過酸化水素が歯の表面構造に変化をもたらし、エナメル質を曇りガラス状にすることで、その下にある黄味がかった象牙質を透かせないようにするからです。
さらに曇りガラス状になった歯は、外からの光が当たると歯の表面で光が乱反射するので、本来の歯の色よりも白くみえるようになります。

ホワイトニングは自然で透明感のある白さに徐々になっていくので、周りにあまり気づかれずに歯を白くしていくことができます。
デメリットとしては、人によっては知覚過敏を起こすことがあること、一定の期間を過ぎると少しずつ色が元に戻ってしまうことです。
ただしホワイトニングをする前の段階の歯の色にまで戻ることはあまりありません。
ホワイトニング施術をおこなった後は、歯の表面に色素がついてしまわないように着色しやすい食べ物や飲み物などは控えるようにします。